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レーシック体験記<手術当日・前編> [レーシック]

レーシックを受けて、1週間あまり経過しました。
だいぶ目も慣れてきたので、そろそろ体験記をアップします。
いつもの旅日記同様、字ィばっか(しかも写真ゼロ)ですが
気にせずレッツゴー♪



7月3日(金) 手術当日・前編
前日は早寝をする予定だったのだが、
日付が変わる頃に実家から電話が入ったりしてそうできず。
若干不安な感じで当日の朝を迎えた。
この日は午前中は通常勤務、午後から夏季休暇でクリニックへ向かう予定。
レーシック手術の時点ではメイクNGなので、
最初っからすっぴんで出勤してしまった。
塗ってても塗ってなくても、どうせ大して変わらないし。

職場では、睡魔に襲われまくり。
ついでに手術へのプレッシャーかなんかわかんないけど
どうにもテンション下がり気味。

術後はまる1日、洗顔NGになるのはわかっているので
職場を出る前に改めて洗顔してさっぱりした。
電車に乗ってクリニックへ向かう途中、
そのクリニックを私に紹介してくれた友人に宛てて
「怖いよー」とメール。
そんなのを出したところで何も変わらないけど、
何かしてないと落ち着かないのよね。

クリニックに着くとまずは手術への同意書の提出を求められ、
すぐに料金精算に入る。
術後はそれどころじゃないってことなのかな。
私はこの時点でまだ術式を迷っていたのだけど
ギリギリで変更になったらさらに払い足せばいいやと思い、
予定されていたプランでカードを切ってもらった。
医療保険を請求するための診断書をお願いしたので、プラス5千円。
だけど5万円の給付を受けるためなので、構わない。

術後に使う5種類の目薬の説明を受けた。
「覚え切れねー」と思ったけど、説明の紙をくれるので問題なし。
因みに5種類の内訳は、以下の通り。
 ・炎症止め(ステロイド剤)…1本
 ・抗生剤…1本
 ・0.3%ヒアルロン酸(使い捨てタイプ)…10本
 ・0.1%ヒアルロン酸…2本
 ・強い痛み止め(と説明されたが、麻酔剤だ)…1本

0.3%ヒアルロン酸と痛み止め以外は、いわゆるジェネリック。
そして痛み止めは、5mLの製品をちょっとずつ分注したもの。
こういうところで経費削減を図っているわけね。

緊張でのどがカラカラだが、そのまま術前検査へ。
適応検査の時にお相手してくれたAさんがこの日も担当してくれた。
視力と角膜屈折度検査をしたが、適応検査時と変わらなかった。
しばし待合いで待たされた後、先生の診察。
ここでも問題なしということで、予定どおり手術することに。

高いプランじゃなくてほんとに大丈夫なのかと
訊こうかなと思っていたんだけど
まぁそれは適応検査の時にも説明されているし、
自分なりに調べて1度は納得したんだし、と思って腹を括る。

そのまま応接室に通された。
あめ玉が置いてある。
のどがカラカラなのでなめたかったけれど
ここで待機する時間がどれほどあるのかわからなかったので、自粛。

今日は平日なので、お客さん自体が少ない。
片手で足りる程度。
みなさんの足音や話し声をBGM代わりに
自分を落ち着かせるべく努める。
「リラックスして臨んで」と、紹介してくれた友人に言われていたから。

しばらくして医務服姿の若い男性が現れ、私は手術前室へ連行された。
とても狭い部屋で、逃げられない感じ…。
その男性(たぶん看護師か臨床工学技士だろう)はそこで名乗ってから、
こちらのフルネームと生年月日、今日の手術内容を確認し、
これから行われる手術の流れを大まかに説明してくれた。

メガネを預けて髪を覆うキャップを被った後、
この男性によって4種類の点眼液を両眼に滴下された。
4種類の内訳は以下の通り。
 ・DEX(炎症止め、つまりステロイド剤)
 ・OFX(抗生剤)
 ・プリビナ(充血止め)
 ・ベノキシール(麻酔剤)

2種類以上の点眼をする際には
間隔を5分以上取るのが常識だと思っていたのだけれど
こんなに続けざまに滴下しちゃって大丈夫なんだろうか??

私はその後すぐに、手術室へといざなわれた。
のどは緊張でカラカラのまま…。
前室に入る時点で履き物をスリッパに替えられていたけど
一部のクリニックで使っているような割烹着みたいなのを
着させられることはなく、私服のままの入室。
メガネがないので、ぼんやりとしか中の様子がわからない。
白い大きな機械が、左右に1台ずつあるのはわかった。

友人は「大げさな手術台で、SF映画の1シーンみたいだった」と
事前にメールで教えてくれていたのだけれど
視界がぼんやりしていたので、私にはそこまで見えないし
そんなことを感じられる余裕はない…。
事前説明の通りに手術台に上がる。
担当してくれる先生から、台上での位置を細かく指示される。
「リラックスして臨んで」という友人からのメールを思い返す私。

最初は、フラップを作成する。
ここでもさらに麻酔剤などを追加点眼される。
まぶたを引っ張られ、開瞼器をはめられるのだが
私はそもそも目がちっさいので、この操作だけでビビる。
それから、眼上にやってくる機械の光をぼーっと見つめている。
「これがFS60か…」理系な私は、機械に興味津々。

「照射時間21秒です」という男性の声。
レーザーが当てられている実感は、まるでない。
「残り15秒」「10秒」とカウントダウンされる間、
「あーこれで後戻りできない…」とか考えたり。

右も左も21秒ずつの照射時間中、先生がずーっと
「大丈夫です」「順調です」「いいですよ」「そんな感じで結構です」
と声をかけ続けてくれるんだけど
それがなんだかお題目を唱えているように聞こえてしまい、
残り5秒くらいで笑いたい衝動に駆られてしまって困っちゃった。

何をされているんだか、実感のないままフラップ作成終了。
目を洗われてから、ゆっくり起き上がるように指示が出る。
視界の全てがぼんやりしている。
手術台から下りるときにスリッパの位置がよく見えず、
それを改めて履くのに苦労してしまった。

全く見えないってわけではないのだが
良くは見えないので、スタッフに手を引かれて隣室へ移動する。
歩いて10歩くらいの隣室に入ると、濃い青色部分を持つ機械が見える。
「ブルーラインだ」心の中で呟いた。

 

(後編に続く)


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コメント 6

keisuke

ちびりそう。
by keisuke (2009-07-12 21:29) 

やぐ(でぃん)☆彡

あなたの勇気ある決断に、ほとほと脱帽します。
恐がりで・医者嫌いで・神経か細くて・
パニック症の人間には、どう考えても無理・・・。

あらためておめでとうございます。
(想像するだに、何も書けなくなります。ごめんなさい。)
by やぐ(でぃん)☆彡 (2009-07-12 23:38) 

ねいびー

keisukeさん、nice! ありがとうございます♪
ちびりそうですか~、では本日エントリー分ではちびっちゃうかも!?
by ねいびー (2009-07-13 12:50) 

ねいびー

やぐさん、ありがとうございます。
てか、医者嫌いなんですか??めっちゃ意外です…。

私も相当の恐がりチキンですが、文字で読むほど怖くないですよ。
むしろ一瞬のガマンで夢の裸眼生活♪
まだ多少乾き気味ですが、おおむねイイ感じできております♪
もっと早くやっときゃ良かったと思うほどでございます。
by ねいびー (2009-07-13 12:53) 

minaka.707

す・・ご・・い・・ですね。。。(; ̄Д ̄)
手術って麻酔して眠ってる間に・・・なんてもんじゃないんですね。。
一部始終見えちゃってるんですね。。。゚( ゚´д`゚ )゚。
目のお薬の量にもビックリですね。。


by minaka.707 (2009-07-14 00:32) 

ねいびー

minaka.707さん、nice! ありがとうございます♪
いやいやある意味、一部始終“見えてない”のですよ。
逆に、先生がひとつひとつ声かけをしてくれるので
知らない間に目をいじくられるという怖さはないのですね~。
by ねいびー (2009-07-14 12:54) 

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