京都紀行２０１０　その１：副会長の気儘な日記　PartⅡ：SSブログ

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京都紀行２０１０　その１　[恋愛とか] [編集]

お盆休みなどないサービス業従事者の私、
６月から９月の間に自由日程で取得できる夏季休暇は、
なんだかんだで海に行くことが多い。
海外に出るか、神子元あたりに行くかは、その年次第。

でも今年は留守番要員が採用されたばかりの新人なので連休は取れず、
夏季休暇は週１ペースで分けて取得するのが精一杯。
留守中、オンコール体制をとりたいということもあり
海には１回も行かず、ほぼ全日在宅待機。

これじゃ夏の思い出が何もない。
急に思いついて、京都に行くことにした。
休みは取れないので、９月最後の土日で弾丸ツアーを企画。

寒々しい雨の中、始発に乗るべく真っ暗な道を急ぐ。
駅にはすでに結構な人数。
みんなこんな朝早くからお仕事？
羽田空港に着いても、やっぱり人がいっぱい。
適当なベンチに座ったのはいいが、
後ろの席の赤ん坊が私の席の背をどかどか蹴る。
母親が謝ってくれるんだけど…その前にどかどかをやめさせてくれ。

ねいびー的には修学旅行以来となる京都への旅、
今回は明確な旅のテーマがあった。

ＡＮＡ便で伊丹へ飛び、上空から見る大阪城に興奮。
伊丹に着いてからまず向かったのは安井金比羅宮。
ここは縁切りで有名な場所。
形代にお願いごとを記してから
縁切り縁結び碑の穴を表から裏に通って悪縁を切り、
さらに裏から表へと通って良縁を結ぶのだ。
（形代はその後、碑に貼り付けて祈願する）
100925京都01.JPG 100925京都02.JPG
なお、この穴は相当狭いので、通るの結構しんどい。
どちらが表でどちらが裏なのかは、わかりやすく明記されている。

出発前、ここは何時から開いているのかわからなかったのだが
門さえ開いていればいつでも入れるし、
形代は対面販売ではないので、いつでもいただける。
（百円以上の任意の額を納める。ペンと糊は用意されている）

時間があれば他の人の形代を読むとか
同じ敷地内の絵馬館とか見るのも楽しそうだったんだけど
キツキツなスケジュールで動いていたので、すぐに安井を後に。

次に向かったのは、この旅いちばんの目的地、鈴虫寺。
説法を聴くのに結構並ぶという事前情報があったので
わりとあわてて向かってみたら、思ったより行列は短くてホッ。
100925京都03.JPG 白飛びしまくりで見づらい写真だが…この階段の上に門がある。

正式には華厳寺というのだが、
１年中鈴虫の声が聴けるということで「鈴虫寺」と呼ばれている。
野生なのかと思ったら、相当数の鈴虫を飼っているのだそう。
志納料を納めて中に入ると、お茶とお菓子が用意されている。
100925京都04.JPG

とても聴きやすく楽しい説法（３０分くらい）の後、
お守りをいただいてからお地蔵さまの許へ。
100925京都06.JPG
この写真には写ってないんだけど、お地蔵さまはわらじを履いている。
願いごとをひとつだけ叶えに、願う人の自宅へ来てくださるのだ。
そのためお願いごとをするときは、
忘れずに住所氏名を伝えないとならないのね。

私は「ひとつだけの願いごと」にどのレベルのものを願うかと
ずっと悩んでいたのだけれど
その辺はちゃんと説法内で説明があった。
ちゃんと順を踏んでお願いしないとダメらしい。
なので、いちばんの入り口になるお願いごとを選んだ。
それが叶ったらお礼参りをして
そしてまたひとつ、新たなお願いごとができるのだそうだ。

この鈴虫寺は私にものすごく合っていたようで
お地蔵さまにお願いごとをしたら、
それだけでものすごく心が満たされた感じになった。

この日のランチ。京玄庵にて。美味。 100925京都07.JPG

お次は、清水寺敷地内にある地主神社へ。
ビックリするくらい聞こえる外国語。
私が初めてここに来た高校生の頃は、こんなことなかったな。
100925京都11.JPG 外人さんが国旗を羽織ってる…。

ここは縁結びで超有名なので、気合いを入れて来たのだが
なぜかテンションが下がってしまった私。
祀られている神さま仏さまとの空気の合う合わないってあるみたい。
高校生のときは、もうちょっと合っている気がしたのにな。
縁結びのお守りをいただくつもりだったのだが
どうにもピンと来なかったのでやめることにして
お賽銭をあげてお参りだけしてきた。

せっかくなので、清水寺もぐるっと観光。
修学旅行のときの記憶が殆ど残ってなかったと知る。
100925京都14.JPG お天気も良くて最高。でも日焼けしそう(>_<)