京都紀行2010 その3 [恋愛とか]
初日の朝が3時50分起床と激早だったせいか
予定よりもゆっくり寝てしまった。
それでもホテルの朝食バイキングは山盛りいただく。
おいしゅうございました♪
縁結び祈願の旅・2日目、まず向かうは貴船神社。
京都駅周辺の、ちょっとごちゃごちゃしているゾーンからは離れていて
なんとなく雰囲気のある感じの場所にある。
電車で行くと叡山電車の貴船口駅で降りて、そこからはバス。
結構めんどくさい道程となる。
もちろん、バス代をけちって歩くこともできるけど
その場合は2kmほどのくねくねしたそんなに道幅のない登り坂を
ずーっと登っていかねばならない感じ。
実際に歩いている方は少なくなかったけど
ハイキングに行くかのような服装の方が多かった。
もちろん縁結びでもそこそこ有名な神社だが
私はここの水占みくじというものに興味を惹かれていた。
もちろん、早速引いてみる。
ここの水(霊泉)に浮かべると、文字が浮かび上がってくるのだ。
結果は、「吉」だった。
でも、書いてあることが今の私にピッタリなのがびっくり。
何か結局、これからも私とMくんは今と同じ感じなの~?
いやいや、きっとそのうちわらじのお地蔵さまが来てくださるのさ!
…というわけで、大吉のおみくじは持ち帰る主義だが
このおみくじは「吉」だし、内容に若干納得がいかなかったので
良い方向に流れてほしいと思い、結び所に結んできた。
そして見た目に心惹かれて、文型の縁結びのお守りをいただいた。
さらに、ガムランボールのような音が気に入ったので
開運のお守りをおかんへのお土産にと一緒にいただいた。
本宮を下ってきてから、貴船神社を象徴する石段の写真を撮った。
私の写真のセンスはともかく、独特の雰囲気ありあり。
何というか、ある意味、THE・京都。
結社(ゆいのやしろ)にお参り。
縁結びに霊験あらたかと言われるだけあって
20~40代とおぼしき女性の列ができていた。
京都で縁結び行脚をする女性、少なくないんだろうなぁ。
ここは、和泉式部が夫の愛を取り戻そうと祈願に訪れたことでも有名。
…ということで、彼女の歌碑があったりする。
「物思へば沢の螢も我が身よりあくがれ出ずる玉かとぞ見る」
あれこれと思い悩んでここまで来ますと、螢が貴船川一面に飛んでいます。
そのはかない光は、まるで自分の魂が体から抜け出て飛んでいるようでございます。
歌碑の横にはきちんと解説もある。
私は、和泉式部の歌よりも貴船の神さまによる返歌に惹かれた。
「奥山にたぎりておつる滝つせの玉散るばかり物な思ひそ」
しぶきを上げて飛び散る奥山の滝の水玉のように(魂が抜け出て飛び散り消えていく=死ぬかと思うほど)
そんなに思い悩みなさるなよ。
何というか、「悩みすぎなさんな」と
自分が神さまから励まされたような気分になったんだよねー。
単純か?自分。
まぁ、これが自分の感性だから、気にしない。
結社から少し上ると御神木の「相生の木」がある。
同じ根から生えた2本の杉は樹齢千年とされていて、
「相生」は「相老」に通じ、“夫婦共に長生き”の意を持つ。
今の段階の私にはまだちょっと早いかな。
そもそも、私もMくんも長生きできそうにないし(^^;)
奥宮の入口?に、これまた御神木の「連理の杉」がある。
昨日見た下鴨神社の「連理の賢木(4代目)」と違って
こちらには“無理やり感”が一切なかった。すごい。
そして写真は撮らなかったのだが、奥宮はパワースポットとされている。
私は直にそのパワーを感じはしなかったのだが
確かに本宮、結社とは少し雰囲気が違って静謐で厳かな感じだった。
なお、神社周辺のお食事処の客引きは、結構しつこい(苦笑)
時間的&経済的な縛りがあったので、
川床で食事したいなぁという願望はあったけど、断念。
またの機会にはぜひ、川床で。せめて甘味だけでも(^^;)
貴船神社で思ったよりも時間を使ってしまい、
ちょっとあわてて嵐山へ移動。
ここでの目的地は、野宮神社。
嵐山駅からのんびりと歩く観光客を抜きつつ、
わかりづらく入り組んだ道を行く。
昨日自宅を出たときの冷たい雨からは想像できないほど
夏のような日差しがまぶしい。日傘大活躍。
本殿左側にある野宮大黒天が、縁結びで有名。
ちょっと並んで、お賽銭をあげてお参りした。
大黒天にお参りし、その横の神石(亀石)をなでれば
なんと1年以内に願いが叶うということで
心の中でお願いごとを念じつつ、なでなでしまくった。
どんだけマジでなでたかって、亀石の写真を撮り忘れるほど。
(そんなわけで野宮神社の写真、1枚もない…)
亀石は確かにカメっぽいかたちをしていて
いろんな人がなでるせいで、つやつやと光っている。
黒い石なので、真夏になでるとかなり熱々らしい。
真夏じゃなくて良かった…熱々だときっとなでなでしまくれん。
時間に追われていた私は、
これで野宮神社をあとにして嵐山駅周辺まで戻った。
おとんから「あんこの入った生八つ橋を買ってこい」とのリクエストがあったので
おたべの八つ橋を購入。
私は初めて京都に来た中学生の頃から
おたべの八つ橋がいちばんだと思っているので
八つ橋は、必ずおたべのものを買うことにしている。
あわてて伊丹空港に戻った結果、少々ゆとりがあったので
京都では時間がなくて断念した遅いランチを摂った。
何気なくついたテーブルには“幸せの数字”が!
これだけでも運気が上がってると言えるかも!?
そして、注文したオムライス(シャンピニオンソース)は
空港のよくあるレストランのものにしてはとてもおいしかった♪
食べているときに近くの席の女性が急に「嵐だ!」って叫んでビックリ。
レストランの窓から見える滑走路を、話題の嵐ジェットが走っていた。
往路は到着時間と残席の関係でANA便を使ったが
復路は迷うことなくJAL便を選んだ。
それは、JALの機内誌SKYWARDの7~9月号で
大好きな大森南朋ちゃんが連載をしていたから。
(因みに7月号は通販で、8月号はオークションで入手済み)
結論から言うと、月末なのでかなりボロくなってはいたが
SKYWARDは無事に2冊入手。
媒体が何であろうと南朋ちゃんのコラムは南朋ちゃんらしく
なんとなく力が抜けた感じで書かれていた。
ANA国内線ではドリンクサービスは有料となっているので
てっきりJALもそうかと思ったら、違った。
なので、いつものようにスカイタイムゆずをもらって飲んだ。
あとは、何をするでもなくうとうとと過ごす。
羽田に着いたら、隣のゲートにはさっき伊丹で見かけた嵐ジェットが。
降機してからミーハーにパチリ。
同じ行動を取っている人の、まぁ多いこと(^^;)
ANAのポケモンジェットはポケモンの絵はがきとかくれたけど
嵐ジェットは何か嵐っぽいノベルティとかくれるのかなぁ?
☆
さてさて。
急に思いついて勢いで強行した京都・縁結び祈願の旅。
軽く事前調査して、心惹かれた場所を回ってみました。
ご利益はあるのかなー?あるといいなー。あると信じたい。
てか、あると信じる!!
もちろん、神さまや仏さまにお願いしっぱなしにする気はないので
私も引き続きいろいろ動くつもりではある。
わらじのお地蔵さまが来てくれる日を待っている。
私の唯一のお願いを、ぜひ叶えていただけたら。
次に京都に戻ってくるときは、“お礼参りの旅”だといいなぁ。
それも、なるべく近い未来であってくれるといい。
minaka.707さん、nice! ありがとうございました♪
by ねいびー (2011-02-03 22:23)
tamagoさん、nice! ありがとうございました♪
by ねいびー (2011-03-31 12:01)