長崎紀行 その1 [潜らない旅]
昨年10月の末、2泊3日で長崎に行ってきた。
主目的はとあるロックのライブ。
博多、熊本、長崎で各1回企画されていたんだけど
博多と熊本には行ったことあるから、お初の長崎に参加しようと決めて。
初めて行く場所ということで、ガイドブックでしっかり予習。
行きたいところを列挙してスケジュールを大まかに考えて
贅沢にも2泊3日で行くことに決めた。
いろいろ考えて、今回はツアーではなくパーツごとに手配した。
フライトはソラシドエアの早割。
片道1万円しないで長崎まで飛べるなんてステキだわ♪
富士山。雪はなかったね。
機内でのドリンクサービでは、物珍しさからアゴユズスープをいただく。
長崎県産アゴ(トビウオ)と大分県産ユズを使用したスープ。
これの存在は予習済みだったけど、なかなか美味しくて気に入った。
長崎空港からはバスで長崎市内へ移動。結構遠い。
まずはホテルに大きい荷物を預けに行った。
ホテル近くの交差点には、あの“カステラ1番”の文明堂の本店が。
それにしても長崎、めっちゃ暑いな。10月も末だというのに。
日傘を持って来なかったので、仕方なく折りたたみの雨傘を代わりにさして歩く。
さて、事前に考えていたルートに沿って、路面電車に乗って移動。
1日乗車券を買うという手もあったけど、元が取れそうにないのでやめた。
この路面電車、どこまで乗っても120円というすばらしさ♪
私が降りた電停ではたくさんの人が降り、みんな真っ直ぐ平和公園に向かう。
だけど初めての長崎で、私が最初に向かったのは原子爆弾落下中心地碑。
ここには、ちらほらとしか人がいない。駅から近いのに。
平和公園のすぐ近くなのに。ちょっと足を伸ばせば寄れるのに。
被爆当時の地層。
原爆によって溶けたガラス片や壊れた家の屋根瓦、レンガなどが埋没している。
こちらは被爆50周年記念事業碑。
こどもを抱いた女性の像なんだけど、こどもは当時の日本の姿を、
女性は日本を支える世界の国々を表していて、
世界に支えられて今の平和な日本があることを忘れてはならないとの意図があるらしい。
戦争という忌まわしいものを感じながら、平和公園へと移動。
日本が平和である今は、平和祈念像も穏やかなお顔で、公園ものどかな雰囲気。
像の後ろ側にも回ってみた。
平和公園を後にし、原爆資料館へ徒歩で向かう。
私は広島に行ったことがない。だからこういう資料館は初めてだった。
ゆっくりと展示を見て回って、あんなものを投下するとか、人間の所業じゃないと思った。
アメリカ大好きな私だけど、当時のアメリカは許せない、と思った。
いくつかの展示の前で、思わず涙が出てきた。
それは私が年を食って涙腺がゆるくなったからという理由だけではない。
一般観光客の他に、修学旅行と思しき学生もいたけれど
あまり戦争とか原爆とかの重大さがわかってないのかなって子も散見された。
かと思えば、私の近くで絶句している様子で展示を見ていた外人さんカップルも。
ここは、外人さんには特に見てほしいと私は思う。
原爆って実際どういうものなのか、少しでも多くの人に感じてもらうべきだと思う。
原爆資料館を出た後は、ほど近い寶来軒別館へ移動。
立派な建物…。
混んでいたけど、お一人様なのですぐにカウンターに案内してもらった。
オーダーしたのはガイドブックで見た鶏皿うどん。
お店の人に勧められたとおり、ソースをかけながらいただいた。美味☆
(つづく)
tochiさん、nice! ありがとうございました♪
by ねいびー (2014-08-25 22:47)
makimakiさん、nice! ありがとうございました♪
by ねいびー (2014-08-26 08:18)