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青天の霹靂 Part.2(前編) [病気]

そもそもの始まりは、昨年2月くらいからときどき見られた便潜血。
というか、見えていたので“潜血”じゃないけど。
続いたと思ったら治まったり、を繰り返した上に
職場の健康診断でも便潜血を指摘され、「要精密検査」と。

数年前に同じ指摘をされたときは無視したけど
今回は卵巣がん罹患後なのでそんなこと言ってられん。
卵巣がんが腸に飛んだのかなぁ?…って思っちゃうじゃない。
だから卵巣がんでお世話になっている病院で先生に相談し
消化器内科に回してもらって大腸内視鏡検査を受けてみることに。

その結果を聞きに行ったのが昨年12月下旬。
でも便潜血の原因となり得る明らかな所見は確認されず、
おそらくはちょっと痔っぽい感じになったり治ったりしているのだろう、
…という見解を聞かされた。

でも、大腸のいちばん奥(胃に近い方)になんか出っ張りがあって
表面の細胞を採取して病理検査をしてみたけどシロで
たぶん良性の何かだけど、確定ではないというビミョーな診断だった。
先生は経過観察して3ヶ月後にまた内視鏡をしましょうかと言ったけど
「もしこれが良からぬものだった場合、3ヶ月も様子見て大丈夫なんですか?」
と食い下がってみた。
卵巣がんの術前にも内視鏡をやっているので、
そのときにこの出っ張りはあったのかどうかと聞いてみたけど
なかったのか、それともカメラの角度が違って写ってないのか、わからず。

私が不安がっていることもあり、「では超音波内視鏡で中身を確認しましょう」
という話が持ち上がった。
でも超音波内視鏡はこの病院にはなかったので
この病院からいちばん近い某大学病院の消化器内科への紹介状が出ることになった。
その紹介状を手に、大学病院を受診したのが今年の1月半ば。

正直なところ、超音波内視鏡検査に関して詳細を書くのは
現状めんどくさいので省略します。
でも、途中で先生の手が止まり、何か不穏な雰囲気になり
同じ室内で別の作業をしていた先生も画像を見に来たり
おそらくは呼ばれて来たとおぼしきベテラン風の先生が登場したり。
「(超音波のケーブルが)断線してる」という何ともアレな言葉が聞こえてきたり。

結論から言うと、
超音波内視鏡をもってしても出っ張りの中身はわからなかった。
ケーブルの断線が影響しているのかはわからん。
でも出っ張りが大きくて中心までソニックが届かん的な話もあった。
この辺の真相はよくわからん。
とにかく、超音波内視鏡では何もわからなかったので
日を改めて造影CTを撮ることに。

もともとの病院の先生も大学病院の先生も
「たぶん良性」という見解だったので
私も良性であることをしっかり確認したいっていうだけの話だった。

…はずなのに。
2月上旬にCTの結果を聞きに行ったときに、先生に言われた。
出っ張りの中身は、やっぱり普通とは違う何かのようであること。
画像のどこが怪しい出っ張りなのか、普通の細胞と雰囲気が違うこと、
私が認識できるまで画像で示してくれて。

この時点で告げられた病名は「虫垂腫瘍」。
ただし、良性か悪性かはわからず、それを知るためには切るしかない。
というわけで、消化器外科に院内紹介状を出すので
そちらの診察の予約をして、手術に向けて調整、という話になった。

そのまま消化器外科の受付へ回されたんだけど
「今日これから受診しますか?」というありがたいお言葉。
こちらは有給休暇で来ているので、同じ日に受診できるならラッキー。
少々の待ち時間の後、初診を担当する大学院在学中の医師の外来へ。

消化器外科の手術はだいたい1~2ヶ月の待ち時間があることを説明され
まずは手術に向けた全身的な検査をいろいろ受けるように言われ
その場で先生が全ての予約を取り、
私は日を改め、3日ほど通院して全部で8つの検査を受けた。

その検査結果が出そろった時点で消化器外科の専門医の診察を受けた。
3月中旬に設定されたこの診察で手術日程とかが決まると思ってたんだけど
そうはならなかった。

 

(つづく)


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