コモドクルーズ&バリ島旅日記 その22 [ダイビング/ダイビング旅行]
9月29日(後編)
ここからは長い移動。渋滞もありつつ車は走る。
私はその間爆睡し、16時にウルワツに到着。テガラランから2時間20分もかかった。
駐車場代は3千ルピア。ちょっと安い。
チケット代の2万ルピアをガイドさんに渡し、入口前の無料トイレに行ったら
紙はないしキチャナイ(>_<)
私の前を歩いていた若い日本人女子3人組は顔を見合わせた後に
トイレを断念してたけど、気持ちは分かる。
が、私はもっと汚いトイレをいろいろ見てきたのでこんなのフツー。
荷物をかけるフックがあるだけ相当にマシ。
ここはサロン、腰巻き、無料で貸してくれる。
チケットチェックを受けて敷地内に入ると、サルいっぱい。
おそらく誰かから盗ったサングラス…。
(当時の)最新の地球の歩き方には“サルはよそに移された”と書いてあったけど
そんなことは全くなく、境内にはサルいっぱい。そしてここには日本人もいっぱい。
ガイドさんに連れられ、まずは観光客でも行ける範囲を大まかにぐるっとした。
(左)この門の先は信者しか入れない。 (右)あれがダンス会場ね。
バナナ食べてる。誰かから強奪?
器用にフタを開け、ペットボトルの水をGKGK。
ケチャダンスのチケットは17時からの販売ということで
その後は適当な石段に座って休憩。そしてアナログ旅日記を書く。暑い~。
サルが来るので休憩場所を変えたりしていたが、
チケット販売場所が見える石段脇に座っていたら
私とガイドさんのとなりにいたバリ人?カップルの女性が背後からサルに襲われて
白いTシャツの背中にサルの手形がくっきり。
さらに彼女が脇に置いていた荷物を奪われ、紙袋を破かれて土産物のTシャツを汚され
紙箱は破壊されて中のマグカップを割られた。
要するに、サルは食べ物を探しているわけよ。
彼女の荷物の中にはポカリスエットのペットボトルがあったんだけど
サルはそのふたを器用に開けて、GKGK…。
この一連の光景は、それはそれは悲劇的だった。
サルは凶暴なので誰も助けに入れないし。
とりあえず、申し訳ないけど、狙われたのが自分でなくてよかった。
必要以上にサルを恐れているかに見え、
「荷物をそこらへんに放置するな」「サルを警戒しろ」と
ことあるごとに言ってくれたガイドさんに感謝。
そして、ガイドブックを信じちゃいけない。サル注意。今後も変わらず、だ。
17時近くなると、チケット売場の周りは大混雑。
このチケットは予約はできないし、早めに買ってイイ席を押さえたいのはみな同じってことよ。
ガイドさんは私が渡した7万ルピアを持ってその混雑の合間に消え
ほどなくチケットを購入して戻ってきた。
日本語のガイドブックには8万ルピアと出ていたけど、実際には7万ルピアらしい。
そのまますぐに席取りに行く。前の方は火で熱い感じらしいし
ダンスの全体像を撮るなら後ろの方がいいと思い、後ろ気味で夕日も見える位置に席を決め
ガイドさんからダンス終了後に戻る道の説明を受けた。
ダンスが終わったらすぐに出てくるようにと念を押された。
あとは太陽の眩しさにひたすら耐える50分。
まずはチケットと一緒に受け取った日本語のダンス内容ガイドを読む。
この時間、日傘が大活躍。
サルがいるエリアでは奪い取られる危険があるので役には立たないが
この待ち時間では正直、必需品です。
ダンスが始まったら後ろの席の人の迷惑になるから畳まなきゃならんけど
それまでほんとに眩しいのでね。
そんな感じで開演を待っていたけど、これでもかというくらいにぎゅうぎゅう詰め。
こんなに客を入れんでも、と本気で思った。
ま、イイ席で見ようと思ったら
17時すぎてすぐにチケットを買って、そのまま席取り、これに尽きる。
それにしても、前の関西弁男女がやかましい(>_<)
ちなみにこいつら、ダンス上演中もうるさかった。
18時すぎ、日没が近付いて、オンタイムでダンス開始。
オープニング部分をちょっとだけ、動画で載せます。
手持ちで撮影してるので手ブレとかありますが、ご容赦を。
歌ってるのは、この白丸で囲んだ方。
ここで日没(これだけ夕日モードで撮影)。
ダンスはかなりの迫力、ちょっと感動すら覚えた。これはほんとすごい。
ここの寺院は信者しか入れないエリアがあるので
岬の上に立つ塔は遠景で撮るしかないけど
(そういう意味では寺を見る楽しみは今ひとつだけど)このダンスはすごくいい。
事前にチケットと一緒に渡されるガイドをちゃんと読んでおくとなお楽しめる。
ダンスは55分くらいかな。
サル役が客席に来たり、泣き出しちゃった赤ちゃんにかまうキャストもいたり
魔王の王冠が吹っ飛ぶアクシデントがあったり、わりと臨機応変で楽しめた。
もう1回見てもいいくらい。
ただし、サルがいるせいで帽子かぶれなかったりするので、日焼けハンパないけど。
終演後はダンサーと無料で記念撮影ができる。たぶんこれは帰り渋滞緩和策。
撮りたい気はするが、ここにいる人たちがドバッと帰る車の渋滞を考えると
やっぱり“終わったらすぐに出ろ”が正解かもなぁ。
というわけで、言われたとおりにすぐに出た。
スカスカの黄色いシャツは目立つ。ガイドさんはすぐに見つかった。
向こうも私をすぐに見つけてくれたので、スピーディにウルワツを出ることができた。
シーフードBBQ、イタリアン、屋台、というディナー選択肢で
おもしろそうだからと屋台をチョイス。
渋滞はあったが、40~50分ほどで目指すお店、IIGA WARUNGに到着。
「キレイな屋台」と言われたが、着いてみたらこれ、屋台じゃない気がする。
ジンバランという立地の中ではメジャーな店らしく、日本語メニューもちゃんとある。
さすがにナシゴレンも飽きたので、グリルチキン8万5千ルピアをオーダー。
ナシかポテトが付くというのでナシをチョイス。
飲み物は、パパイヤはもう2回飲んだし、バトゥールではパインだったし
季節ものなんでマンゴーをチョイス。3万ルピア。ちゃんと生マンゴー。美味。
この店の一番の売りはスペアリブ(ビーフ or ポーク)12万5千ルピアらしいけど、
チキンもすごくおいしかった♪
肉を焼くのが店の外にある屋台っぽい場所らしい。
だからガイドさんはここを屋台と言ったのかな。
この後は空港に向かうのみ。ジンバランだから比較的空港に近い。
渋滞なども考慮して逆算し、21時15分までここにいられるとのことなので
食後にアナログ旅日記を書いている。
21時前にガイドさんが戻ってきた。
2日間スカスカバリのカーチャーターを利用してのアンケートを記入し、
本日のカーチャーター代1万円をお支払い。
レストランの方は、サービスチャージが10%かかってトータル12万6500ルピア。
ガイドさんに荷物番をお願いしてトイレに。だだっ広さにびっくり。
21時5分にお店を出て、15分で空港に着いた。
車を降りたところで、2日間お世話になったガイドさん&ドライバーさんとパチリ。
シャッターはその場にたまたまいた現地人男性におねがいしたんだけど
あんまりうまくなかったなぁ…。
空港はAPECのための整備の都合か
ガルーダインドネシアだけは今、チェックインの場所が違うんだとか。
その場所まで連れて行ってもらい、荷物カートプール前でガイドさんとバイバイ。
その後、パッキングをし直してゲート内に入った。
だいぶ早めに入ってしまったので、まだカウンターは日本便を受け付けておらず、しばし待つ。
そのうち少し流れができたのですばやく動いて並び、かなり早くにチェックインが済んだ。
荷物は30.2kgもあったが、「ダイビングギア」と言ったら通してくれた。
出国税15万ルピアを支払ってから、Rotiboy目当てで一度外へ出てみたのだが
空港内工事中でGAだけチェックイン場所が違うということで
自分の現在地とRotiboyの位置関係がわからず断念。
もう一度セキュリティチェックを受けて中へ入る。
その後、あっという間に水を(それも未開封の水を!)没収された。
以前はボーディング直前まで持っていられたのに。
こんなことならちょっとくらい飲んどきゃよかった(T_T)
その先はびっくりするくらい店も何もない。ほんの20席くらいのカフェスペースと
ちょっとした(ほんとにちょっとだ)の免税店、ちょっとしたパンやドリンクの売店だけ。
これはめちゃくちゃあてがはずれた。前の方がまだマシ(涙)
やることがないのでベンチにとりあえず座り、音楽でも聴くしかない。
膝の上でポメラってのも気が進まないし。
ボーディングタイムは20分押し。しかもGATE2だと急に言われて移動。
そしてボーディングの列へのシニア軍団の割り込みハンパない。
かっこいいゲートの機械はあるけど稼働していないらしく、チケットの半券は手でもぎっている。
出国カードも、イミグレではなくこのゲートで回収。
階段を下りてみたらバスに乗せられ、かつてのターミナルまで運ばれて
階段上がってボーディングブリッジから搭乗するという迷走ぶり。
なんなんだコレ。思うにね、これAPEC間に合わないじゃね?
さてさて、私の席は2-4-2の4の通路側。寝るぞよ。
(つづく)
tochiさん、nice! ありがとうございました♪
by ねいびー (2014-07-24 22:31)
makimakiさん、nice! ありがとうございました♪
by ねいびー (2014-07-25 23:54)
Ujiki.oOさん、nice! ありがとうございました♪
by ねいびー (2014-08-03 19:14)